Thursday, October 8, 2015

大ゼミ開催しました!

こないだ、流域環境制御学研究室の大ゼミ(Fall seminar)なるものが開催されました~!普段は福岡、北海道、宮崎に散らばっている教員・学生が集まって、学会形式で研究発表をするというもの。しかも、場所は宮崎演習林、エクスカーション(遠足)つき!というわけで、宮崎演習林の写真とともにその模様をお送りいたします~。

良い写真がなかったので、九大演習林HPから、
宮崎演習林の写真を借りてきました~
他にもたくさん良い写真があるので、見てみてください。


Sunday, October 4, 2015

2015年生態水文学実習&森林水文生態学特論 その3(おしまい)

そして、4日目。ついにプレゼンです。

ひとつめのグループのタイトルは、「ドリームシミュレーション@御手洗水 〜水供給量の要因は〜」。


ふたつめのグループは、蒸散量の比較と要因の探索」です。


それでは、ひとつめのグル―プから紹介します。


2015年生態水文学実習&森林水文生態学特論 その2

2日目

今日のメインは、流量観測です。この時間の担当は笠原先生です。

森林に降った雨の一部は土壌中や土壌表面を通って森林の外に出ていきます。このプロセスが流出です。ある程度の雨であれば、森林に降った雨は土壌中を通ってゆっくり森林の外に出ていきます。これがいわゆる洪水緩和機能です。また、雨がしばらく降ることがなくても森林からは水が出てきます。これは渇水緩和機能です。これらの森林の機能を知るためには、どういう時にどのくらいの水が森林から出て来るのかを常時観測し、知る必要があります。というわけで、そういうことを知るために、“堰”を作り、堰にたまった水の深さ(水位)を自動で観測を行っています。水位から流出量を推定するためには、定期的にマニュアルで流出量を測定する必要があります。というわけで、今回は事務所から車で10分程度、そこから歩いて15分程度にある御手洗水流域の堰に行ってきました!


2015年 生態水文学実習&森林水文生態学特論



久々の更新となりました。やはり夏になると、調査や実習のフィールドシーズンとなり、怒涛の日々を過ごしていました。実習も無事に終わり、調査も一通り終わったので、今回は9月はじめに開催された“生態水文学実習&森林水文生態学特論”についてご紹介します!

生態水文学実習は、森を介してどの様に水が循環しているのかを実際に自分で測って学ぶ実習です。農学部森林学科の4年生が対象です。でも、この実習は特別なんです。何が特別かと言うと、修士1年生向けの“森林水文生態学特論”との同時開催だからです。修士と学部生が混在したチーム編成で実習を進めます。さて、どうなることやら~